日比谷線は東京メトロの地下鉄路線で、東京北部の大きなジャンクションである北千住と、目黒区の中心地である中目黒とを結んでいます。
東京の中心部を、東側に寄って走る路線です。
東武伊勢崎線と直通運転もしています。
日比谷線の歴史
日比谷線は東京メトロ、かつての帝都高速度交通営団の3線目の地下鉄路線で、すでに50年以上の歴史を持っています。
ラインカラーは銀色ですが、これはステンレス車導入の先駆けだったためです。
開通当時斬新だった無塗装の車体が、そのままラインカラーになっています。
東京オリンピックに合わせ開通を急いだ日比谷線は、道路に合わせた路線形になっており、急カーブが多くなっています。
この線形に合わせ、当初は車体の短い18m車両が活躍していました。
ですが、最近の主流である長い20m車両も走らせられることがわかり、現在は20m車両に置き換わりつつあります。
計画段階から、東武伊勢崎線と東急東横線の双方との直通運転を前提にしていました。
東横線がメトロ副都心線、西武池袋線、東武東上線との相互乗り入れになってから、日比谷線は中目黒駅止まりになって東横線への乗り入れは無い。
出典:https://blog.goo.ne.jp/yokohama_mountains/e/358c270cf46f21db20a620dab12d6aec
浅草線では京急、京成、北総・千葉ニュータウン、芝山の各鉄道と相互乗り入れ行っているため、普段も多種多様な電車が入り混じって走っています。
出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/401798/blog/40826676/
日比谷線の現在
日比谷線は、ターミナルが少々外れた浅草にある東武伊勢崎線の乗降客を都心に輸送するために、極めて重要な役割を果たしています。
東武伊勢崎線沿線の宅地開発が大きく進んだのも、地下鉄効果です。
優等列車が半蔵門線に直通を始めた現在もなお、日比谷線乗り入れは大変重要で、浅草に向かう列車よりも優先されています。
一方、中目黒においては、東急東横線との直通運転は打ち切られました。
これは、渋谷駅における副都心線との直通運転が始まったのを機にしたものです。
こちらの側は、ターミナルの渋谷を経由しないこともあり、もともと乗り入れ需要は大きくありませんでした。
しかし、現在でも同一ホームで日比谷線の始発に乗れて便利なため、乗り換え客は非常に多いものです。
S-TRAINのついでに日比谷線で運行開始した13000系に乗車してきました。
結論 すごく良い!今回はS-TRAIN乗車後に中目黒から秋葉原まで乗車しました。
出典:https://nomayu.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25
5500形の乗り心地は新型車両だけあって、揺れも少なく快適でした。
車内も広くて、これならラッシュ時でも上手く乗客が収まると思います。
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/nijuji_rapid/64231719.html
日比谷線の新駅
長い歴史を持つ日比谷線ですが、2020年に新駅が開業します。
地中に埋まった地下鉄では、新駅を作るのは簡単ではありません。
丸ノ内線の西新宿、銀座線の溜池山王などがこのパターンですが、その数は多くありません。
新駅は、霞が関と神谷町の、比較的距離のある区間にできます。
目の前は虎ノ門ヒルズです。
また、200mほど離れた銀座線の虎ノ門駅とも乗換ができるようになり、利便性が増します。
都心にありながらアクセスが少々不便な虎ノ門ヒルズの最寄り駅となり、大いに賑わうことが予想されます。
この虎ノ門新駅には、バスターミナルも併設される予定です。
以前は東横線の菊名駅までの相互乗り入れをしていましたが、2013年3月で終了し中目黒駅が日比谷線の終点になります。
出典:https://www.new-skyliner.jp/hibiya-rain/
8月20日に半蔵門線を撮りに行った後に昨年撮れなかった東京メトロ日比谷線新型車両13000系を目当てに撮りに行きました。
出典:https://ameblo.jp/advsfb2/entry-12399888915.html
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