屋根の面が4つあり、4方向へ傾斜しているタイプの屋根である寄棟屋根は、切妻屋根とは違って東西南北全ての方位に屋根の傾斜があります。
なので、どの方角にソーラーパネルを設置しても太陽光が当たるので、太陽光を電力エネルギーに変換しやすい屋根になります。
寄棟屋根は東西南北の4方向に屋根の面があるので、発電効率が一番高くなる南向きの面が必ずあります。
けれども、屋根一つ一つの面が小さいため、切妻屋根と異なり設置面の大きいソーラーパネルを設置することができません。
なので、寄棟屋根に太陽光発電システムを導入するなら、南面以外の方角にもソーラーパネルを設置できる点を活かすことが発電効率を高めやすくなります。
なぜなら、寄棟屋根は屋根の面積が小さい分、東西南北の4方向に発電効率が高いソーラーパネルを設置することで、太陽光が当たりやすくなるからです。
しかし、寄棟屋根は屋根の面が4つあっても、屋根の形が三角形と台形なので、4角形型が一般的なソーラーパネルを設置しても、屋根の活用できないスペースができることになります。
けれども、寄棟屋根の屋根の形とと相性が良いとされる台形型のソーラーパネルもあります。
コーナーモジュールと呼ばれる台形型のソーラーパネルは、4角形型のソーラーパネルと比べると価格が高いですが、寄棟屋根に太陽光発電システムを導入する時でも発電効率を高めることに繋がります。
こちらも参考にしてください。⇒家庭用太陽光発電 屋根

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